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『夏空カナタ』プレイ感想

『夏空カナタ』公式HP 18歳未満立ち入り禁止


ゆずソフト第3作目『夏空カナタ』の感想です。

 期待を裏切らず、予想を超えた作品でした。塔弦島という舞台で素晴らしい御伽噺の世界観を表現してくれました。
 茅羽耶・由比子・沙々羅の3人が攻略ヒロインなのですが、ADVでは珍しいかな?ヒロイン間の繋がりがほぼ皆無と言ってもいい。だが、塔弦島の秘密を介して語られる3人のヒロインの物語は3人の個性が滲み出ていて個人的には良かった。そして、3人とも頑固であるが故に葛藤する姿が何とも言えないですね。
 茅羽耶は、記憶を失う事への恐怖と、その事で人を傷つけてしまう事に対して
 由比子は、過去に自分が犯してしまった事に向き合う事に対して
 沙々羅は、無知であったため自分の思いと行動に足踏みしてしまう事に対して
なんか、こういう心の内面を個性的に描くためには。3人ヒロインってのは数的に妥当なのかなとも思った。

そして、ヒロインだけでは語れない素晴らしきサブキャラたち
 まずは、六角五朗。茅羽耶シナリオでの、良い人っぷりに俺が泣いたw なんか、主人公より活躍してた気がする(マテww 茅羽耶ちゃんのBL講座での洗脳されっぷりに笑った。アレは、これの伏線だったのかw 「攻めの反対語は受けです」←これテストに出ます。
 ミホさん、双葉も良いキャラだが、やはり仁木夕張さま。全シナリオに干渉してくる謎のお姉様。沙々羅シナリオ終盤での葛藤・怯えっぷりに萌えた。なんだ、このキャラw素晴らしすぎる!

 音楽面での演出も、今回は光ってましたね。とくに、中山マミさんのコーラス付きBGM「灯と幻」と榊原ゆいさんが歌うED「リフレイン」の流す演出が憎いほど良い。もちろん、霜月はるかさんが歌うOP「想いのカナタ」も作中のミステリアス感にマッチしてて良いですよね。

 プレイ前まで不安と期待が入り混じった感覚でプレイ中も不安が大きくなるばかりだったんですが、やり終えたあとの充実感。それにしても、夕張さんが攻略できないばかりかイベント絵も無い事にかなりショックを受けたんだが、夕張さんの出番の多さにそんな些細なことだなと思いました。それに、ミホさんも全シナリオ通して活躍したんで満足ww



そして、ネタバレへ
夏空カナタは「記憶と願いと犠牲」の物語…。


まず、「記憶」
 記憶を3日しか保てない茅羽耶、由比子の忘れ去った過去…
この二つのシナリオにて、「記憶」というものがクローズアップされるわけですが、記憶というのは美少女ゲームでは重大なアイテムになるんですよね。ヒロインが大切にしてきた思い出・約束、それを忘却してしまった主人公。はい、フラグの完成ですw お約束な記憶の有用ですが、この作品では逆にヒロインが記憶を保てない・忘却してしまったことにより、主人公によって記憶を紐解いてヒロインと接していきます。
 茅羽耶シナリオでは、3日しか記憶を保てない彼女に対して自分の恋心を信じ真摯に接し、記憶を戻そうと奮闘する二人の姿が描かれました。
 由比子シナリオでは、彼女が忘れてしまった過去が彼女にとって悲しい出来事であることから主人公は、その過去を隠し無かった事にしています。しかし、彼女が過去を思い出した時、彼女そして主人公にとって、その出来事は乗り越えなければならないことになったのでした。
 そして、沙々羅シナリオでは、主人公の幼い頃の記憶が母親の愛が確かに在ったものだと確信する証拠になりました。
 記憶は、茅羽耶・由比子シナリオでは物語の起となる部分になっています。そして沙々羅シナリオでは、彼女が忘れた捧げられた感情を印象付けている。


「記憶」の次に演出されるのは、「願い」
 茅羽耶シナリオでは、抗えない真実を知った時…主人公と彼女は塔弦島に願いを捧げる。
 由比子シナリオでは、過去の出来事を清算するため彼女は願う。そして、過去の清算の代償を受けた彼女のために…主人公は由比子に願いを捧げる。
 沙々羅シナリオでは、無垢なる心ゆえに葛藤しながら自分の気持ちを信じ…彼女は主人公と母親に願いを捧げる。
 願いは、記憶によって生み出された未来への希望。
どのシナリオも、純粋な当たり前な気持ちを思わせる願いは温かい気持ちになりました。


そして、「犠牲」…
 これは、沙々羅シナリオにのみ関係するのかもしれませんが、各シナリオのハッピーエンドは犠牲の上に成り立つ平和だという意味も込めて…
願いの叶う島・塔弦島は、あるシステムによって存在して、そのシステムこそが島の平和と一人の犠牲をうみだしているものであると…
 沙々羅の母親・京極フミオがシステムの管理をすることによって、塔弦島は文字通り存在している。塔弦の元々の字は灯幻… まさに、フミオは幻の灯り(平和)を島民に与えているのかもしれない。
 願いを叶える立場である、彼女が唯一願った事は娘の沙々羅の幸せ…
 しかし、幸せを願うことで少女を遠ざけることになってしまうとは何て残酷な運命だろう。それだけ、護りたい強固な願い。それによって紡がれた沙々羅エンディングは、フミオさんの思いを考えると涙無くしては見れないです。
 かわしまりのさんの声も凄く良くて…夏空と絵と歌の本を読み返して、さらに泣いた(´Д⊂グスン
夢と希望にあふれてた頃のおかん…
それを娘に託したんですね、わかります

 思うと、茅羽耶・由比子シナリオは過去と向き合うことが物語の鍵になっているのに対して、沙々羅シナリオは逃れられない未来に立ち向かう物語という、対極の立場になっているんですね。

 茅羽耶・由比子エンディングは、沙々羅とフミオさんの犠牲があってこそって考えると沙々羅エンディングは後味が良いと思ってたが、良く考えると茅羽耶は死亡してるんだよな…
 こっちを立てれば、あっちが立たずとは良くいったものだ。不条理な世界観は儘ならずとも、各ヒロインのエンディングは犠牲はあるが、そこには幸せが満ちていた

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